子どものころ、ずっとみじめな気持ちを抱えていました。
周りの子よりできないことが多くて、ひとり取り残されるような感覚。
境界知能である私にとって、それは日常でした。
比較からくる「みじめさ」
学生のころは、やることが勉学に偏っています。
しかも集団の中でやるので、どうしても周りと比べることになります。
自分だけできない。自分だけ遅い。
境界知能の子どもはこの「比較」に常にさらされています。
できなかったのは、努力が足りなかったからではありません。
学び方や成長のペースが違っただけです。
「学び方が人と違う」という視点
境界知能は、成長のペースや学び方が平均と異なります。
同じ教室で同じ授業を受けると、どうしても差が見えてしまいます。
でもそれは「できない子」なのではなく、「合っていない環境にいる子」なのだと今は思います。
周りとの比較で自分の価値を決めない
周りとの比較で自分の価値を決めることは、間違っています。
でもこれは、頭でわかっていても簡単には抜けない感覚。
長年積み重なった比較の癖を改めていくには、まず「じぶんを知ること」が必要だと感じています。
それが、みじめさから抜け出す第一歩になります。
過去のみじめさは今の自分の一部
あのころ感じたみじめさは、消えたわけではありません。
でも今は、あの経験があったからこそ「じぶんを知ること」の大切さに気づけたと思っています。
じぶんを知ることが、生きやすさへの第一歩です。

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