こんにちは。境界知能のみさきです😊
みなさんは、どんな人生にしたいですか?
私は「楽しい人生にしたい」です。

せっかく生きているんだから、楽しく生きたい!
このブログを通して、みなさんそれぞれの思うような人生に近づけたらうれしいです。
ブログのテーマ

みさきの境界知能ブログのテーマは、「自分に合った生き方をしよう」です。
境界知能当事者みさきの経験を通して、
日常生活での工夫や心の持ち方など「心を少し楽にするための具体的な方法」を発信しています。
子どものときから、周りのペースについていくのに必死でした。

自分に合わない生き方してたら、つらくなるのはあたりまえです。
境界知能とは

境界知能の人は、日本人全体の約14%(約1,700万人)いるといわれています。
境界知能は障害とされていません。
障害とされていないので、障害者支援は受けられません。
境界知能の基本

境界知能とは、IQ(知能指数)が70〜84の人のことです。
一般的なIQ(知能指数)の平均は85〜115とされています。
IQ(知能指数)が70を下回ると、知的障害となります。
健常と障害のあいだにいるのが「境界知能」です。
境界知能の特徴

境界知能の特徴は、認知機能が弱いことです。
- 情報処理が苦手
- 物事の理解が遅い
- 多くのことをこなせない
- 疲れやすい
といった特徴があります。
なにをするにも時間がかかります。
私は学校の授業についていけず、人と話すこともすごく苦手でした。
境界知能は生きづらい

境界知能にとっての生きづらさは、主にこの2点なのかな、と思っています。
- 理解されない
- 居場所がない
見た目だけでは正常知能の健常者と区別がつきません。
職場で普通の人が仕事してなかったら、怠けてるようにみえますよね。
ミスが多かったら、仕事が増えてうんざりしますよね。
怠けてミスが多い人と一緒に仕事がしたいなんて人はいないと思います。
こうしてだんだん孤立していく。だんだん居場所がなくなっていく。

ミスが多かもしれないけど、怠けてるように見えるかもしれないけど、本人実はめちゃくちゃ一生懸命かもしれません。
むしろ、誰よりも努力しているかもしれません。
見た目ではわからないから、周りから理解されることはないんです。
煙たがられて、のけ者にされて、居場所がなくなっていく。

人間は社会性の生き物なので、居場所がないと不安や恐怖が強くなり、生きづらさの原因となります。
私自身、いつからか「自分は普通じゃない」と感じていました。

両親はなぜ私を支援学級にいれなかったんだろう?
支援学級に入っていたら、つらい思いせずに済んだかもしれないのに…
そんなことを思っていましたが、境界知能は支援学級には入れないことを知りました。
かといって、普通学級では授業についていけない。
どっちに行っても居場所がないんです。学校でも、社会に出てからも。
境界知能は障害者ではないから、社会福祉の面でのサポートは受けられません。
一般社会に出たはいいけど、そこでものけ者にされたら、どうしたらよいのでしょうか。
自己紹介
私のことと家族のことを、簡単にご紹介します。
私のこと
私は境界知能当事者です。
子どものときから周りについていけなくて、自分に対して違和感を持っていました。
境界知能を知ったきっかけは、自身の発達障害を疑って知能検査を受けたことです。
自信がなくて、自己肯定感も低くて、「自分にはなにもない」と思っていましたが、楽しい人生にするために自分のペースでゆっくり学んでいます。
家族のこと

我が家は夫婦と愛犬1匹の家族で、子どもはいません。
夫は昭和30年(1955年)生まれ、私は昭和60年(1985年)生まれで、夫とは年齢が30歳離れています。
愛犬は元保護犬の女の子。保護団体から引き取りました。
名前は「はなこ」といいます。
はなこちゃんはこのブログでたまに登場します。

はなこだよ。よろしくね!
大切な家族に支えられて、自分のペースで、ゆるっとのんびり生きてます。
生きづらさを軽減するためのポイント

本や動画で学んだことを参考に、大切だと思うポイントをまとめてみました。
- 無理しない
- 人と比べない
- 焦らない
- 自分のことを知る
どれも簡単なことではありません。時間もたくさんかかりますが、無理のない程度に意識して取り組んでいくと、少しずつ心が軽くなっていきます。
①無理しない

健常者もそうでない人もみんな、基本無理して生きているんだと思います。
「疲れたら休む」社会に出るとそれが許されないことが多いように感じます。
疲れて休むと「怠けてる」って思われてしまいそうですよね。
障害特性を持っていると、限界ぎりぎりでがんばってやっと正常知能の健常者についていく感じです。
自分でも気づかないうちに、体力的にも精神的にも限界を迎えていることも多いです。
- 自分の「疲れ」に敏感になること
- 自分の「疲れ」をごまかさないこと
- 意識的に休むこと
とても大切なことです。
②人と比べない

人と比べてしまうのは、人間の本能でもあります。
比較対象となる人間が周りにいる以上、人と比べてしまうのは仕方のないことです。
人と自分を比べること自体は悪いことではありません。
何がいけないかというと、人と比べることで必要以上に落ち込んでしまったり、攻撃的になってしまうことです。
本来なら自分のことに使うべきエネルギーを、他人に向けてしまっています。
ただでさえ正常知能の健常者より体力も精神力も限られているのに、大切な活動エネルギーを人と比べることに使ってしまうのはとてももったいないことです。
自分のもつ限りあるエネルギーは、自分のために使いましょう。
③焦らない

子どもの頃から理解も行動も遅くて、常に急かされる環境にいたためか、無意識に焦っていることが多いです。

早くしなきゃ!
早くしなきゃ!
早くしなきゃ!
「焦らなくていいんだよ」って、意識して自分に言い聞かせていくと、少しずつ落ち着きを取り戻せます。
④自分のことを知る

自分と向き合うことはとても大切です。
自分の中に湧いてくる疑問や質問に自分自身で答えたり、逆に自分に問いかけたりして、たくさん自己対話をしました。
自己対話をするときに大切なのは、事実と感情を切り分けることです。
- 事実を見つめ
- 感情と向き合う
感情はどうしても出来事にくっついてきます。
嫌なことがあったら、誰でも悲しみや怒りの感情が出てきますよね。
そこを一旦切り離して、コントロールするんです。
- どんな出来事があったのか
- 出来事に対してどんな感情を抱いたのか
- 「なぜそう思ったのか」抱いた感情に疑問を持つ
これを自分のなかで繰り返し行い、書き出します。
自分では意識せずに行っていましたが、これは「セルフ認知行動療法」と呼ばれるもののひとつだそうです。

「自分の身の丈」を知ることも、生きづらさを軽減できるヒントになります。
誰にでも理想や憧れってありますよね。
でも、そこにたどり着くための数ある条件のなかで、「生まれ持ったもの」がとても重要だということを、身をもって実感しています。
子どものときから正常知能の健常者と同じ土俵に立たされていたから、なんの疑いもなく「自分にもできるはずだ」って思っちゃうんですよね。
でも現実はハードルが高くて、自分だけ取り残されてしまう。
できないことが多くて、自信がつかず自己肯定感も低くなっていきます。
「自分の身の丈」を知ることができれば、自分のペースで生きるヒントが見つかります。
心を少し楽にするための5ステップ

私が実際にしている、心を少し楽にする方法です。
- 自覚:気づく
- 自己認識:現状を受け止める
- 自己受容:ありのままの自分を受け入れる
- 自己理解:自分のことを知る
- 行動:試してみる
①自覚:気づく
何事もまずは「気づくこと」から始まります。
違和感がある時点で、生きづらさを感じていると思います。
言葉にはできなくても、もうすでに「周囲とは何かが違う」と、うっすら気づいている状態です。
②自己認識:現状を受け止める
- ②-1:事実と感情を切り分ける心構えをする
- ②-2:現状を見つめる
- ②-3:現状を受け止める
②-1:事実と感情を切り分ける心構えをする
事実はおきた出来事のみ。感情は別物です。
出来事と感情はくっついていることが多いです。
私はノートを用意して、湧き出た感情を書き出すための〈感情BOX〉をつくりました。
おきた出来事と、そのときの感情を分けるためです。
②-2:現状を見つめる
「今、自分はどんな状態?」と、できるだけ自分を客観視して言葉にします。
頭の中で言葉にできると、紙に書き出せるので、いつでも目で見て振り返りができます。
②-3:現状を受け止める
おきた出来事に対して事実だけを見つめて、「今はこういう状況なんだな」と認識します。
ネガティブで醜い感情がバンバン湧いて出てくると思いますが、それでOKです。
醜い感情を全部書き出して、〈感情BOX〉へどんどん入れていきます。
出来事は事実として、分けて書き出します。
こうすることで、出来事と感情が目に見えて分けられます。
(※無理に納得しなくてOK)
③自己受容:ありのままの自分を受け入れる
出来事と感情を別物として視覚的に認識できた段階で、「今、自分はこういう状態なんだな」と自分を認めます。
現状(境界知能であること)を「仕方ないもの」として受け入れます。

現状の認識と受け入れはけっこうハードです。
(※無理して前向きにならなくてOK)
④自己理解:自分のことを知る
自分の深堀りです。
自分の特徴や強み(例:自分の価値観、好き嫌い、得意苦手、どう生きたいか、など)を知るために、自己対話をしたり、自分のことを調べていきます。
⑤行動:試してみる
ステップ①〜④を繰り返していくと《自身の問題点と課題》が明確になっていきます。
明確になった《自身の問題点と課題》をもとに、対策を考えて試してみます。
- 「こうしたら生きやすくなるかも?」と思うことを実践する
- うまくいかなかったら別の方法を試す
- 1.と 2. を繰り返す

トライ&エラー!
生きてるだけで、マジ奇跡。

私は自分のことを「奇跡の人」だと思っています。

今まで生きてて、私えらいなぁ。
生まれたときは口唇口蓋裂でしたが、日本に生まれたから、出生後すぐに適切な処置やサポートを受けられました。
生まれた国が日本じゃなかったら、口唇口蓋裂で生まれてもなんの処置もサポートも受けられず、もっと苦しい思いをしていたかもしれない。
障害特性は持っているけど、障害とは認められず、病気になって初めて支援の対象になるから、困りごとは試行錯誤しながら自分で乗り越えます。
だけど、生まれた時代や国が違えば、生きることさえ許されなかったかもしれない。
今ここに生きている。それだけで本当に奇跡です。

本を読みました。「自分とか、ないから。」。
東大出身の著者がめっちゃわかりやすく東洋哲学を教えてくれる本です。
「自分は自分ではない」というのがすごく印象的でした。
私たちは自分の力で生きていると思いがちですが、実はそうではない。いろんなものに生かされています。
人間の体は食べたものでできていますが、食べ物って自分自身じゃないですよね。
自分はもとをたどると自分じゃない。自分は自分以外のものできている。
希死念慮を抱いていた時期もありましたが、自分の生死を自分で決めるなんて、実はめちゃくちゃおこがましいことなんだなって気づきました。

境界知能であっても、学ぶことはいくらでもできます。
時間はたくさんかかるけど、なにもできないわけじゃない。
だったら、自分のペースでゆっくり歩いていけばいいんじゃないかなって思いました。
いろんなことを学んでいくと、世界が広がって、人生が変わります。
いつからでも決して遅くはありません。
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