そんな悩みを抱えていませんか?
就労移行支援は、障害や発達特性・メンタル不調などで「働くことに悩む人」を支援する福祉サービスです。
しかし
と、イメージがつきにくいですよね。
この記事では
障害手帳を持たない境界知能当事者の私が、実際に「はたらくの窓口 キャリアセンター有松校」の無料相談へ行ってみた体験談をお伝えします。
- 無料相談に行ったきっかけ
- 無料相談へ実際に行くまでの流れ
- 感じたメリット・デメリット
- 「今は利用しない」と判断した理由
- 自分に合う事業所を選ぶポイント
など、リアルな感想をまとめました。
公式サイトはこちら:就労移行支援事業所「はたらくの窓口 キャリアセンター」
就労移行支援は「働くこと」をあきらめないための大切なステップです。

ぜひこの記事を「自分に合う働き方」を見つけるヒントにしてください。
【体験談】「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」無料相談の参加経緯

なぜ無料相談へ?「働き方を変えたい」と悩んでいた当時の状況
接客、事務、倉庫、工場…今まで一般雇用でいろんな仕事をしてきました。
なじめない職場でストレスを感じながら働く中で、「働き方を変えられないか」という気持ちが少しずつ大きくなっていきました。
そう思うようになった理由のひとつが「人間関係」です。

私ができる仕事はどうしても軽作業や単純作業にかたよりがちで、低賃金になりやすい…
もらえるお金が少ないと、不満がたまりやすくなります。
不満の多い職場は雰囲気がギスギスしていて、愚痴や人間関係のトラブルが多くなり、そんな中で働いているとだんだん「人と関わるのがしんどい」と感じるようになりました。
転職活動に行き詰まり…「就労移行支援」という選択肢を知る
私自身境界知能という特性から、仕事のことでたくさん悩みました。
境界知能だと仕事の覚えが悪く、作業が遅かったりミスが多くなったりします。
ある程度仕事ができないと、人間関係でつまずきやすくなります。
人間関係でつまずくと職場に居づらくなって、安心して長く働くことができません。
「境界知能」「仕事できない」「転職」
自分のお悩みワードで検索すると、「就労移行支援」のサイトが出てきました。
勘違い注意!就労移行支援は単なる転職サポートではない
初めて「就労移行支援」という名前を知ったとき、転職エージェントのように求人の紹介や提案などの転職サポートをしてもらえるサービスだと勘違いしていました。
をしっかりと理解した上で、申し込み・利用をしないといけないですよね。

境界知能の人は
文字は読めても理解が追いつかないことがけっこうあります。
YouTubeで発見!「はたらくの窓口 キャリアセンター」
ある朝起きた瞬間からまったく仕事に行く気がしなくて、体は元気だったけどその日は仕事を休みました。
布団の中で、「境界知能」で検索してYouTubeをみていました。
たどり着いたYouTubeチャンネルは「発達障害しごとラボ」。

発達障害をもつ方に役立つYouTubeチャンネルです。
「境界知能」に関する動画もあり、とても参考になりました。
就労移行支援とは

就労移行支援は、
障害のある方が一般企業で働くための準備を総合的にサポートする「国の障害福祉サービス」です。
それぞれの適性に合った職場探しと就労後の職場定着のための支援をします。
- どんな場所?
障害のある方が一般企業へ就職する準備のサポートを受ける場所 - 何をするの?
就職を目指すために必要な知識やスキルを習得する - 対象者
一般企業への就職を希望する障害のある65歳未満の方
国の福祉サービスなので、利用するには住んでいる地域の窓口で申請する必要があります。
【出典】LITALICOワークス|よくわかる!就労移行支援
【出典】厚生労働省|就労移行支援について(PDF)
「はたらくの窓口 キャリアセンター」 について

はたらくの窓口 キャリアセンターは、コミュニケーションを柱とするサポートを強みとして持っている就労移行支援事業所です。
公式サイトはこちら:就労移行支援事業所「はたらくの窓口 キャリアセンター」
今回の無料相談で担当をしてくださった方は、就労移行支援の制度や事業所、障害者手帳のことなどをわかりやすく教えてくれました。
国は「納税者(税収)を増やしたい」というねらいがあります。

働ける人が増える = 税収も増える!
⚫︎利用ステップ
- 【基礎体力づくり】生活リズムを整える
- 【コミュニケーショントレーニング】心理学を学ぶ
- 【職業体験実習】自分に合った仕事をみつける
- 【インターン実習】長く続けられる職場を見つける
- 【定着支援】就労後のサポートを受ける
⚫︎就労先は自分で見つける
- 利用者「この企業に行きたい!」
- 支援員は利用者が希望した企業へ出向く
- インターン実習(1週間くらい)で一度働いてみてから職場を選ぶ
- お互い問題なければ就労
- 定着支援(就労後の支援 1年くらい)
就労移行支援は、事業所によってそれぞれ強みがあり、

自分に合う事業所を選ぶことが大切!
とのことでした。
自分に合う就労移行支援事業所を選ぶための参考動画も出ています。

障害特性に理解がある職場なら、長く勤め続けられそうですね!
「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」の無料相談へ実際に行くまでの流れと疑問解消 Q&A

【予約から当日まで】間違えて送信したLINEからスタート
公式LINE登録後、案内を見ようとトーク画面にある【相談予約】ボタンを押したら、自動でメッセージが送信されてしまいました。
あわてて送信取消をしましたが、すぐに返信が。

何かお困りごとありましたか?
言い辛い事は無理におっしゃらなくて大丈夫ですよ^^
よければご相談くださいね。

間違えてLINE送信してしまいました。
私は境界知能当事者なのですが、障害者ではないため今後どのような働き方をしていくか考えているところです。
ここからLINEでのやりとりが始まり、実際に事業所へ行ってみることにしました。
事業所へのアクセス:最寄駅は名鉄中京競馬場前駅

今回無料相談でお世話になった「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」へは電車で行きました。

最寄駅は名鉄中京競馬場前駅です。
駅から歩いて約5分、最寄駅から事業所へは歩いて向かいました。

最寄駅に着くと、競馬場!って雰囲気を感じとることができます。



事業所の近くにはドラッグストア、ファミマ、ガスト、すき家があります。

事業所は静かな住宅地の中にありました。


施設レポート:事業所の第一印象とスタッフの対応
無料相談の当日は施設の稼働日ではありませんでした。
作業見学はなく相談のみ。
施設内には担当者の方しかいなくてとても静かで、部屋に入った瞬間嫌な感じはしなかったです。
今回担当してくださったのは穏やかな男性。
押し売り的な感じはなくて、とくに緊張することもなく落ち着いて話すことができました。
相談開始:まずはアンケート記入と丁寧なヒアリング
はじめに簡単なアンケートを書いて、自身の障害特性や困りごとを話しました。
担当の方は共感と理解を示して私の話をじっくり聞いてくれたので、とても話しやすかったです。
Q&A:無料相談で聞いた7つの質問と回答
ヒアリングのあとは質問を7つしました。
- 境界知能・発達障害グレーゾーンでも利用できるか?
- 障害者手帳がなくても利用できるか?
- 在宅の仕事を目指せるか?
- 通所中にアルバイトできるか?
- 就労時はオープンとクローズどちらが良いか?
- 具体的にどんなサポートを受けられるのか?
- 自宅から通いやすい事業所はあるか?
Q1:境界知能・発達障害グレーゾーンでも利用できる?
A:できる
境界知能・発達障害グレーゾーンは確実に困りごとはあるのに理解されないことが多いので、ここは一番私の気になるところでした。
実際利用している方のなかには境界知能の方もいらっしゃるみたいです。
Q2:障害者手帳がなくても利用はできる?
A:できる
障害者手帳を持っていないことが、境界知能の困りごとが周囲から理解されない大きな理由のひとつだと思います。
就労移行支援は障害福祉サービスなので、障害者手帳を持っている人しか利用できないと思っていましたが、「障害者手帳がなくても利用できる」と教えていただきました。
※障害者手帳がなくても医師の診断・定期的な通院があれば申請可能な場合があります。
引用:ミラトレ|就労移行支援の対象者
Q3:在宅の仕事を目指すことは可能?
A:マッチする企業があれば可能
という気持ちがあり、在宅勤務を強く希望していました。
はたらくの窓口キャリアセンター有松校の卒業生で実際に在宅勤務のお仕事に就いた方はいらっしゃるようでしたが、数としてはあまり多くない印象でした。

希望したからといって、必ず自分が望む仕事に就けるわけではないですよね。
Q4:通所中のアルバイトは可能?
A:できない
「通所中は働いてはいけない」と言われました。
就労移行支援事業所に通う間のアルバイトは原則禁止なのだそうです。
利用対象者については厚生労働省のサイトに書いてありました。
就労を希望する者であって、単独で就労することが困難であるため、就労に必要な知識及び技術の習得若しくは就労先の紹介その他の支援が必要な者
引用:厚生労働省|障害福祉サービスについて
Q5:就労時はオープンとクローズ どちらが良い?
A:どちらでもOK
就労時に障害特性をオープンにするか、クローズにするか。
当事者によって判断が分かれるところだと思います。
絶対に障害特性をオープンにする必要はなく、オープンかクローズかは自分の希望するほうでどちらでもいいそうです。

私個人の意見としては、障害特性に対する理解も配慮もない状態で働くクローズ就労よりも、障害特性はなるべくオープンで働いた方が、お互いに安心して働けるんじゃないかなぁと思っています。
Q6:具体的にどんなサポートを受けられる?
A:基礎体力づくりから就職後の定着支援まで、幅広いサポートがある
はたらくの窓口キャリアセンターのプログラムでは、幅広いサポートを受けられます。

「自分に合う仕事(職業体験実習)」と「長く続けられる職場(インターン実習)」をお試しで体験ができるのはとてもいいと思いました。
どれだけ仕事内容が自分に合っていても、長く続けられなくては意味がありませんよね。
長く働ける仕事と場所を手に入れるための幅広いサポートがあるのはとても安心です。
Q7:自宅から通いやすい他の事業所を教えてもらえる?
A:教えてもらえる
今回無料相談に行った「はたらくの窓口キャリアセンター有松校」は、愛知県名古屋市緑区にある就労移行支援事業所です。
私は岐阜県に住んでいますが、はたらくの窓口キャリアセンターは愛知県豊田市が拠点となっているため事業所が愛知県内にしかなく、自宅から通うとなるとかなり大変。
岐阜県にも通える事業所はないか相談したところ、ほかの事業所を紹介してくれました。
無料相談の感想とメリット・デメリット
無料相談の感想
担当の方はとても穏やかで、こちらの話をじっくり聞いてくれて安心感がありました。
押し売りのような雰囲気もなく共感しながら話を聞いてもらえたことで、落ち着いて相談することができました。
就労移行支援という障害福祉サービスについて詳しく説明を受け、日本のセーフティネットのありがたみを改めて感じました。

自分の働き方や将来について、立ち止まって考える良い機会になったと思います。
私が訪問した日はあいにく利用者の方の活動がない日で、プログラムに取り組んでいる様子を見られなかったのは少し残念でしたが、
お試しで体験ができるという話を聞き、とても魅力的に感じました。
また、「今すぐ利用しなくても、制度を知っておくだけで将来の選択肢が広がる」と感じました。
就労移行支援は、
- 原則65歳未満
- 通所は期間は最長2年
と限りがあるため、「今すぐ使うよりも将来必要になったときのためにとっておこう」と判断しました。
利用するときは
を明確にする必要があることも実感。

以前は「自分に合う仕事なんてない」と思っていましたが、今回の相談を通して「決めつける前にやれることはまだある」と前向きに考えられるようになりました。
感じたメリット
就労移行支援の大きな魅力は、「自分のペースで自分の将来に向き合う時間が持てること」だと感じました。
働いていると日々の生活に追われ、自分の気持ちや体調をゆっくり見つめ直す余裕がなくなりがちです。

支援を受けながら、自分の課題や希望を整理する時間を持てるのはとても貴重だと思います。
また、体調やペースに合わせたサポートを受けられる点も安心でした。
無理のない範囲でプログラムに取り組めるので、体力や集中力に不安がある方でも始めやすいです。
さらに、週1回から通える柔軟な仕組みがあり、生活リズムが乱れている方も少しずつ通所しながら生活習慣を整えていけるのも大きなメリットだと感じました。
感じたデメリット
一方で、制度としての制約や現実的な課題も感じました。
まず、利用できる期間は最長2年と限られていること。
焦らず準備できる反面、長期的に支援を受けたい人には短く感じるかもしれません。
また、利用期間中は基本的に働けないという点も大きなハードルでした。
通所中は原則無収入になるため、生活費のやりくりが難しい人も多いと思います。
障害年金や生活保護などの制度を利用して通うケースがあるそうですが、私はおそらく対象外になります。

経済的な余裕がないと通い続けるのが難しい。
とくにお金のことは現実的な悩みとして感じました。
就労移行支援を始める前に知っておきたい5つの注意点
制度としての仕組みを聞いてみて、便利な反面、利用のタイミングや生活面での工夫も必要だと感じました。
就労移行支援を利用するときに知っておきたい注意点はこちらです。
- 利用期間は「最長2年」
- 通所中は働けない
- お金がかかる
- 通わないといけない
- 自分の目的に合った事業所を選ぶ
利用期間は「最長2年」
就労移行支援の利用期間は原則として「最長で2年間」と法律で決められています。
人生の中で「2年間」しかチャンスがありません。
就労移行支援事業所に通所する期間は、「原則2年間」です。利用者はこの2年間を有効に使って、一般就労のために必要なスキルや技能、知識などを身につけていきます。
引用:ミラトレ|就労移行支援の期間
例外として、状況に応じて自治体の判断で利用期間が延長されたりリセットされることもあるようですが、あくまで「例外」。
この限られた「2年間」をムダにしないためにも、利用する目的を明確にすることが大切です。
就労移行支援の利用中は「働くこと」ができない
就労移行支援は「一般就労のための準備期間」という位置づけです。
原則として、就労移行支援の利用中に単発の仕事を含めてアルバイトなどで働くことはできません。
理由は訓練に集中して、体調や生活リズムを整えることを最優先にするためです。
就労移行支援の利用を検討する際はお金の心配をせずに、訓練に集中できる期間を確保しておくことが重要です。

自治体の判断でアルバイトを認められる場合もありますが、アルバイトと訓練の両立は体力的にも精神的にも無理が生じて貴重な2年間がムダになってしまう可能性も出てきます。
お金がかかる
就労移行支援の利用料金は、前年度の世帯年収によって変わります。
誰でも無料で利用できるわけではない点に注意が必要です。
自己負担額がいくらになるのか、自治体の窓口や事業所に確認しておく必要があります。
もし就労移行支援の利用料金が無料になったとしても、交通費や昼食代は自己負担。
さらに「無収入期間の生活費」も計画的に確保しておく必要があり、利用開始前に資金計画をしっかり立てておくことがとても重要です。
事業所によっては交通費の助成制度や無料の昼食提供といったサービスを用意している場合があります。
例えば、大手事業所であるココルポートでは交通費とランチの応援制度があり、通所費用や昼食代の負担を減らしたい場合はこのような事業所を選ぶのもよいと思います。
事業所の中には、公式サイトでは大きく謳っていないだけで、実は交通費や昼食代の補助制度を設けているケースも実際にあります。
費用面で不安がある場合は、事前に率直に尋ねて確認することをおすすめします。
生活リズムと体力が必要
就労移行支援は一般就労をめざすための障害福祉サービスのため、利用期間中は基本的に「毎日事業所に通うこと」が前提です。
という方にとっては、これが最初の大きな壁となります。
通所に不安を感じている方は、体力作りや生活リズムを整える訓練がある事業所を選ぶことが解決策となります。
私が無料相談で行った「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」では、体力に不安がある方でも無理なく週1日の通所から始められるなど、柔軟なサポートを提供しています。

まずは自分の体力や状況に合わせて、柔軟な通所計画を立ててくれる事業所を探してみてください。
自分の目的に合う事業所を選ぶ
就労移行支援は、事業所によって訓練やプログラムの内容が大きく異なります。
例えばプログラミングやWebデザインなどのITスキルに特化した訓練があるなど、事業所ごとに強みや得意分野が違うからです。
「自分が学びたいと思う内容・解決したい課題」と事業所の強みが合っていないと、2年間という貴重な利用期間をムダに過ごしてしまうことになりかねません。
「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」では、コミュニケーションを柱とするサポートを強みとして持っていました。
事業所を選ぶ前にまずは「自分がめざす仕事」や、生活リズム・スキル不足など「自分の課題」を明確にした上で、目的に合ったプログラムを提供している事業所を選ぶことが大切です。
就労移行支援の選び方については、こちらの動画も参考になります。
まとめ:迷っているなら、まずは無料相談へ行ってみよう

この記事では、境界知能当事者の私が「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」に無料相談へ行った体験談と、感じたメリット・デメリットをお伝えしました。
就労移行支援事業所の無料相談へ実際に行ってみたことで、サービス内容や利用時の注意点を知ることができただけでなく、「いま就労移行支援を使うべきかどうか」の判断もできました。
行ってみて感じたこと
就労移行支援はネットで調べるよりも実際に行ってみることで見えてくることが多いです。
相談に行くことで、
といった「自分の課題」を客観的に整理できます。
今回訪問した事業所
私が相談に行った「はたらくの窓口 キャリアセンター 有松校」は、コミュニケーションや生活リズムの安定を重視したサポートに強みがあります。
公式サイトはこちら:就労移行支援事業所「はたらくの窓口 キャリアセンター」
自分に合う就労移行支援事業所を見つけよう
「はたらくの窓口 キャリアセンター」は地域密着型で愛知県内限定ですが、全国展開している大手事業所ならより多くの選択肢から比較検討できます。



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