2024年1月に自己都合退職しました。
2025年3月、失業中。
ハローワークの案内の中で「心理カウンセリング」があったので受けてみました。
私が住む地域のハローワークの心理カウンセリングは無料で、6回くらいまで受けられるそうです。
心理カウンセリングを受けてみようと思った理由

今回なぜハローワークの心理カウンセリングを受けてみようと思ったのか、理由は2つあります。
- 興味があったから
- 求職活動実績になるから
ハローワークの心理カウンセリングを受けてみようと思った理由① 興味があったから
素朴な疑問。

公的機関の心理カウンセリングってどんな感じだろう?
臨床心理士さんとお話するのは知能検査(WAIS-Ⅳ)を受けたとき以来です。
知能検査(WAIS-Ⅳ)を受けたときは、現状(今困っていること)を伝える程度で、悩み相談ではありませんでした。
ハローワークで受け取った心理カウンセリングの案内資料にはこうありました。
不安な気持ちを相談してみませんか?
- 職場の人間関係がうまくいくか不安
- 就職したいけど自信がない
- 過去の精神的な事柄で悩んでいる
就労について心理的課題を少しでも軽減したいと思われる方に
臨床心理士等によるカウンセリングを予約制で行っています
この案内資料を見て、心理カウンセリングを受けてみようと思いました。
ハローワークの心理カウンセリングを受けてみようと思った理由② 求職活動実績になるから
自己都合退職をすると、失業給付までの待機期間が長いです(私の場合は3ヶ月)。
失業給付を受けるには「求職活動」が必要です。
ハローワークで職業相談をしたり企業の説明会に参加したりすると、「求職活動実績」になります。
今回の心理カウンセリングも求職活動実績になるので、申し込むことにしました。
ハローワークの心理カウンセリング内容

心理カウンセリングの時間は1時間。
事前準備として、案内資料をもとに伝えたいことをスマホにメモしました。
質問の内容
今までのことを思い出して思考整理しながら、以下のようにまとめました。
実際にスマホのメモに書いたものそのままです。
【相談内容】
◉前提:境界知能(発達グレー)
言語理解が高い(会話できる)
人間関係を築くのが苦手
◉希望:在宅勤務(人と関わりたくない)
◉現状:
〈❶今している行動〉
なるべく人と関わらなくていい働き方模索
└成果報酬型業務委託
└ブログ
※ともに収益はゼロ
〈❷今の気持ち〉
出勤して働くのはもう疲れた(対人関係)
└職場で人と関わりたくない
└働くことは好き・働きたい
〈❸ ❷の理由〉
出勤不安が強い(二次障害的な症状)
└不安感、恐怖感(人が怖い)、動機、吐き気、腹痛、頭痛
└症状が出るのは出勤前の自宅、通勤中
└「大丈夫」自分に言い聞かせて出勤する
└職場に行けば仕事はできる
└二次障害的症状で病院にかかったことはない(出勤時の一時的な症状なので病院に行くという発想がなかった)
└トラブル対応が苦手で仕事中にフリーズする(パニック症状が出る)ことがある
◉質問:どうしたらいいの?
◉補足:できること・苦手なこと
└★できること
接客業(カウンター・レジ・ホール)
工場内作業・倉庫内作業(軽作業)
ライン業務
ピッキング・品出し・検査
仕分け・加工・梱包
PC操作・立ち仕事
└★苦手なこと
マルチタスク
電話対応(事務作業が苦手だった)
まずはメモしたことを一通り説明しました。
「職場で人と関わりたくない」
「出勤して働くのはもう疲れた」
「働きたくない」ではなく「人と関わりたくない」。
今までに経験した仕事やトラブルを話して「職場で人と関わることに疲れた」ということを強調して伝えました。
回答の内容
担当のカウンセラーさんは、実際に支援してきた就労活動の具体例などを話してくださいました。
障害特性のある方は職を転々としながら、時間をかけて自分に合う職場を見つけているようでした。
- 「境界知能は個性」
- 「あなたは『やれる人』だから、できることをやればいい」
- 「『自分に原因がある』と思わなくていい」
と、励ましの言葉をかけていただきました。
具体的なアドバイスとしては
- 軽い気持ちでいろんなところで働いてみる
- 会社の説明会・見学・面接時に、内部のことを聞いてみて判断する
作業体制(誰かとするのか、1人なのか)
休憩時間(一人一人自由か、「仲良く」しているのか)
といったものでした。
境界知能は受けられる公的支援がない

境界知能は障害ではないので、受けられる公的支援はありません。
「自分でなんとかしてね」が基本です。
発達障害やうつ病などの二次障害で「障害」と認められれば、障害者手帳を取得して障害者雇用を利用する道もあります。
私は障害者手帳を取得できないので、障害者雇用を利用できません。
ハローワークの心理カウンセリングを受けてみた感想

公的機関の心理カウンセリングなので、境界知能でも受けられる公的支援やサービスなどの提案を少し期待しましたが、なにもありませんでした。
私の悩み(境界知能による生きづらさ)は、心理カウンセリングを1回受けただけで解消するものではありません。
ですが、質問の内容を時間をかけてまとめるうちに、「自分の今の気持ち」や「今後どうしたいか」など、自己理解が深まりました。
今回の心理カウンセリングでいただいたアドバイスはありがたく受け取り、今後試してみたいと思います。

困りごとを誰に伝えても、こう返ってきます。
- 「みんな同じ」
- 「もっと肩の力を抜いて」
- 「あきらめないでがんばろう」
考えすぎ?真面目すぎ?

「神経質」って言いたいのかな…
今回の心理カウンセリング、私の中ではこう要約されました。
「みんながんばってるんだから、あなたもがんばりなさい」
励ましやアドバイスをいただいた反面、「甘えるな」って言われているようにも感じました。
気づき

矛盾している自分、伝わらないモヤモヤと不満、そして反省。
頭の中の情報処理が苦手なので、いろいろ考えては自分自身がわけわらなくなります。
そんななかでも、気づくことがあります。
矛盾している自分に気づいた
今回ハローワークで心理カウンセリングを受けてみて、改めて気づいたことがあります。
それは、私はやっぱり「みんな同じ」って言われるのがすごく嫌だということです。
能力の低い私は、今までずっと周りについていくために「普通」を目指してがんばっていました。
なのにいざ「みんなと同じ」「あなたは普通」と言われると、嫌な気持ちになる。
ふと思いました。

私、矛盾してない?
ずっと「普通」を目指してきて「あなたは普通」って言われたなら、これって目標達成してますよね。
なのに嫌な気持ちになるという矛盾。
もうわけがわかりません。
境界知能モヤモヤの理由
見た目ではわからないかもしれないけど、「みんなと同じじゃないから」苦しい思いをしてきたんです。
それがなかなか伝わらない。
私は言語理解能力は高く会話はきちんとできるので、一見しっかりしているようにみえます。
精神科で知能検査(WAIS-Ⅳ)を受けたときも、問診で話がスムーズに進められるようにスマホのメモに困っていることをまとめました。
その様子を見た先生からは「すごくしっかりしているね、大丈夫じゃない?」と言われてしまいました。

困ってるから対策しているのに、対策したあとの見た目で「全然困ってない」と判断されてしまいます。
病院で受けた知能検査(WAIS-Ⅳ)のときも、今回のハローワーク心理カウンセリングも、はたから見たらスマホにちょこっとメモったものがあるだけに見えたかもしれません。
でも実際は、たかだか数分程度の言いたいことをまとめるのに数日がかりでした。
こういう要領の悪さがあるのに見た目ではわかりにくく、理解されないモヤモヤがずっとつきまとっています。
不満に思うこと

そもそも私は一体何が不満なんだろう?
今まで大変な思いをしてきたし、困りごとがあるのは確かなのに、何も知らない人からなんの根拠もなく、軽々しく「大丈夫だよ」と言われることに腹が立つ。
相手にとっては「励まし」かもしれないけど、私はこれを不満に感じました。
これはもしかして「認知のゆがみ」?
と思って、ChatGPTに相談してみました。
ChatGPTの回答はこうでした。
これは「認知のゆがみ」ではなく「正当な感情」で、共感してもらえないことによる違和感・不満です。
「大丈夫だよ」と言われて不満に感じるのは、あなたの経験や気持ちを軽く扱われたように感じるからであり、それは自然な感情です。
あぁそうか、「自分のことをわかってほしい」。
私は「共感」が欲しかったんだ…!
またひとつ、新たな気づきを得ました。
反省したこと
他人からの「共感」を求めていたことはわかったけど、じゃあ私自身、他人のことをきちんと理解しているか?と言われれば、答えはNOです。
自分は人のことを理解できないのに、自分だけ人から理解してもらおうなんて。
自分勝手ですよね。反省です。
障害者雇用について聞いてみた

ハローワークの窓口で障害者雇用について聞いてみました。
障害者雇用だと在宅勤務の求人が一般雇用よりも多い、とのことでした。
「職場で人と関わりたくない」という理由で希望は在宅勤務ですが、一般雇用だと求人数が少ない上に経験者を募集していてハードルがとても高いです。
そもそも私は障害者手帳を取得できないので、障害者雇用自体利用できません。
だけど、ダメ元でいい。
いろんな切り口から、少しでも自分に合った道がないか探っていきます。
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